[00:00.416]翻自 THE FIRST TAKE 版[00:00.822]どこまでも続くような青の季節は,[00:07.656]四つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない,[00:13.986]アスファルト、蝉時雨を反射して,[00:18.939]きみという沈黙が聞こえなくなる,[00:25.182]この日々が色褪せる,[00:28.597]僕と違うきみの匂いを知ってしまっても,[00:33.137]置き忘れてきた永遠の底に,[00:39.845]今でも青が住んでいる,[00:43.180]今でも青は澄んでいる,[00:46.514]どんな祈りも言葉も,[00:49.668]近づけるのに、届かなかった,[00:53.147]まるで、静かな恋のような,[00:56.138]頬を伝った夏のような色のなか,[01:00.176]きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる,[01:05.839]「また会えるよね」って、声にならない声,[01:20.565]昼下がり、じめつく風の季節は,[01:27.162]想い馳せる、まだ何者でもなかった僕らの肖像,[01:33.396]何もかも分かち合えたはずだった,[01:38.213]あの日から少しずつ,[01:41.334]きみと違う僕という呪いが肥っていく,[01:58.162]きみの笑顔の奥の憂いを,[02:04.081]見落としたこと、悔やみ尽くして,[02:18.409]徒花と咲いて散っていくきみに,[02:23.832]さよなら,[02:28.658]今でも青が住んでいる,[02:31.779]今でも青は澄んでいる,[02:35.229]どんな祈りも言葉も,[02:38.500]近づけるのに、届かなかった,[02:41.768]まるで、静かな恋のような,[02:44.811]頬を伝った夏のような色のなか,[02:48.900]きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる,[02:54.465]「また会えるよね」って、声にならない声,[03:01.646]無限に膨張する銀河の星の粒のように,[03:12.126]指の隙間を零れた。