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[00:00.00] 作词 : Singerestだいすけ[00:01.00] 作曲 : Singerestだいすけ[00:32:18]あの日の僕は埋もれていた[00:38:72]消えてしまいそうな肌寒い街並みに[00:43:91]掠れた君が胸の奥で[00:49:71]袖を離さず きつくしゃがみ込む[00:56:53]“パパとママがあたしを探しているの[01:07:34]匿って ねえここじゃあ 凍えちゃうよ”[01:16:45]現実の壁にもたれそうで[01:21:88]あどけない視線に腰を落として[01:27:21]パサつく夕陽が燃え尽きる前に[01:32:69]僕の部屋が見守ってくれそうな[01:37:40]注いだ温もりは角砂糖なしの黒い渦[01:42:75]君は苦さで顔をしかめる滲む月煙突の下[01:48:46]二人離れず温まる揺らぐ炎に手を翳す[01:53:77]ほっと一息君の凍る頬に触れたまま[02:09:52]あの日の僕は不貞腐れていた[02:15:58]見下したような目が耐え切れなくて[02:20:82]理想に全てを求めすぎて[02:26:99]一番大切な事が言えずに[02:43:10]君の短い指を撫でて[02:48:22]僕の方が長い後ろ髪に気付かず[02:53:19]欠伸しそうで眠くないのなら[02:57:93]少しだけその頬赤らめてもらうよ[03:03:07]万歳したあらわの臍から上の白[03:08:03]沈む廃墟を灯すシルエットの曇り窓[03:12:82]最後の一枚を脱がす照れる顔しわくしゃになる[03:17:64]小さな魔の手を埋めるそっと膨らみかけた胸に[03:41:88]無数に塗れた泡の中じゃれ合うのに[03:46:95]一人用バスルームは狭かった[03:51:93]海豚のまま寄り添い眠る少女と男に[03:57:00]爽やかな朝は来ない[04:02:25]きっと朝日が目に染みる頃禁じられた恋に[04:07:44]手錠をかけられてしまうんだろう[04:13:38]一分が一秒に感じる[04:18:54]真空に揺れる三日月へと誘う[05:14:55]あの日の僕は埋もれていた[05:19:96]上辺だけの不自然な人だかりに[05:24:74]隠れた君の汚いとこを[05:29:71]余すことなく舐め尽くしてしまおう[05:42:58]ドアを叩く音にすら右から左に受け流し[05:47:39]空のなすがままにセブンスターを握りつぶす[05:52:25]“きっと10年後の冬に手を繋いでいたかったね”と[05:57:04]君は愛を求める僕はゆらり微笑む[06:01:67]二人深い夢の中透き通る白を身に纏う[06:06:74]肌で語った誓いは煙に巻かれたパパとママ[06:11:47]剥がれた金の額縁の三日月に眠る夜[06:15:89]真紅い糸の運命はシリウスの眼に途切れたまま