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[00:00.000] 作词 : 古川本舗[00:00.150] 作曲 : 古川本舗[00:00.300]どうぞ、話して[00:06.000]「それは遠い昔のこと。[00:13.000]僕は幼く、体も小さく、[00:19.000]一人きりの日々で。[00:27.000]いつしか、隣に[00:33.000]似た風の人がいたんです。[00:40.000]とても幼く、体も小さく、[00:47.000]一人きりの少女[00:54.000]僕らは毎日、話をしたんだ。[00:59.000]声も名前も、思い出せないけど[01:08.000]雲が流れたとか、花が咲いたとか[01:14.000]それだけで良かったんだ。」[01:21.000]それは恋よ、グレゴリオ[01:26.000]暗い夜の淵でも、[01:29.000]一人手探りのまま、ゆけるようにと[01:35.000]誰かがそう、残した[01:39.000]淡く燃える光よ、[01:43.000]忘れないで[01:51.000]「傘を濡らして[01:57.000]二人で歩いたんだ[02:03.000]跳ね立つしぶきも、雨蛙の声も[02:09.998]鮮やかに覚えているのに。」[02:17.998]いいえ、[02:20.998]思いたせないこともあるでしょう?[02:30.998]誰もすべてを、心の隅っこに[02:37.998]おいておける訳じゃないのよ。[03:37.998]「悲しいことは思い出せないこと[03:44.998]それも忘れてしまうこと」[03:51.998]泣かないでグレコリオ[03:57.998]盲いたその目では、[03:59.998]正しさは曇って[04:03.998]見えないとしても[04:05.998]私が教えてあげる、[04:10.998]その話の続きを、[04:14.998]さあ![04:17.999]「これが、恋」とグレゴリオ[04:20.999]暗い夜の淵では、[04:24.999]一人手探りのまま[04:28.999]歩けないのだと[04:30.999]杖になり寄り添ったまま、[04:33.999]折れてしまうその日を、[04:38.999]怖がりながら[04:46.999]これは恋よ、グレゴリオ[04:50.999]暗い夜の淵では、[04:54.999]貴方無しではもう、[04:57.999]歩けやしないよ[05:01.999]微笑んでグレゴリオ[05:06.999]雲が流れたんだよ[05:13.999]ねえ